接骨院はいくらかかる?保険適用・自費施術ごとの料金相場を解説!

最終更新日:2025.06.27

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肩こりや腰痛、スポーツや事故によるケガで接骨院の利用を考えているものの、「いくらかかるのか分からず不安」という方も多いのではないでしょうか。実は、接骨院の施術には保険が使えるケースと、自費になるケースがあり、それによって費用が大きく異なります。今回は、保険適用と自費施術の違いや料金相場を解説し、通いやすくするための工夫も紹介します。

【接骨院】保険適用の場合

接骨院では、症状やケガの内容によって健康保険が使える場合があります。保険が適用されれば、自己負担額が軽くなり、無理なく通い続けられます。

まずは、どのようなケースで保険が使えるのかを確認しておきましょう。

保険適用になるケース

接骨院で健康保険が適用されるのは、急性のケガに対して施術を受ける場合です。具体的には、骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷(肉離れなど)が該当します。

ただし、骨折や脱臼の施術を接骨院で受ける際には、医師の同意が必要です。最初に整形外科を受診し、診断書や紹介状をもらってから接骨院で施術を受ける、という流れになるケースが一般的です。

また、慢性的な肩こりや腰痛といった症状だけでは、保険は適用されません。あくまで「いつ・どこで・何をしていて負傷したか」が明確であることが重要です。

接骨院を保険適用内で利用したい場合は、まず症状の原因が該当するかどうかを確認しておきましょう。

保険適用の料金相場

接骨院で健康保険を使った場合の費用は、自己負担割合によって異なります。

初診時はおおよそ500円~1,200円程度、2回目以降は200~600円前後が相場です。負担割合は、年齢や所得により異なります。

例えば、年齢ごとの負担割合は、以下のように決められています。

年齢負担割合
6歳まで2割負担
7~69歳まで3割負担
70~74歳まで原則2割負担
75歳以上原則1割負担

そのほか、自治体によっては子ども医療費やひとり親家庭などの助成制度により、0割負担または一部助成されるケースもあります。

料金は一律ではなく、施術部位の数に応じて計算されます。例えば、肩と腰の2か所を施術する場合は、それぞれに費用がかかるので注意が必要です。

また、最終来院日から1か月以上空くと再び初診扱いとなり、初回の施術料が必要になるケースもあります。定期的に通う予定がある方は、期間を空けすぎないようスケジュールを調整しておくと安心です。

施術内容や部位によって金額は変わるため、事前に接骨院で確認しておくと良いでしょう。

【接骨院】自費施術の場合

慢性的な肩こりや腰痛、美容や姿勢を正すのを目的とした施術などは、健康保険の対象外となるため、自費での対応になります。

保険適用の施術に比べると料金は高めですが、内容や効果に応じた専門的なケアが受けられる点が特徴です。

ここでは、自費施術となる代表的なケースや料金の目安について紹介します。

自費施術になるケース

接骨院では、すべての症状に保険が適用されるわけではありません。慢性的な肩こりや腰痛、頭痛、目の疲れ、全身の倦怠感など、原因がはっきりしない不調については、健康保険の対象外となり、自費での施術が必要です。

これらの症状は日常生活や姿勢の悪さからくることが多く、「急性外傷」とはみなされないためです。

また、整形外科などの医療機関で同じ部位に対して保険治療を受けている場合も、接骨院での施術は自費扱いとなります。

例えば、病院で腰の治療中に同じ腰を接骨院でも施術してもらうと、二重診療と見なされ、保険の適用が認められません。

保険の対象となるかどうかは、症状の内容や受診のタイミングによっても変わるため、初めての通う際には、接骨院に相談しておくと安心です。

自費施術の料金相場

接骨院で自費施術を受ける場合、内容によって料金が大きく異なります。

代表的な施術の相場としては、骨盤矯正や姿勢矯正が1回あたり3,000円~6,000円程度、全身整体では4,000円~8,000円程度が目安です。慢性的な不調を和らげることや、姿勢バランスの調整を目的とした施術に多く利用されています。

また、美容目的で行われる美容鍼やEMS(電気筋肉刺激)施術については、1回3,000円~8,000円前後とされ、部位や施術時間によって費用が変わることもあります。

自費施術は自由診療のため、施術内容や院の方針によって料金設定に幅があるのが特徴です。

接骨院に無理なく通うためのポイント

接骨院での施術は、継続して効果を実感しやすくなりますが、費用や通う手間が負担に感じられることもあるでしょう。

無理なく通い続けるためには、自分のライフスタイルに合った施術計画を立てるのが大切です。

ここでは、頻度の決め方やお得なプランの活用法、自宅でできるケアの取り入れ方など、負担を抑えながら続けやすくするためのポイントを紹介します。

通う頻度について施術者と相談する

接骨院に継続して通うためには、施術の頻度や期間についてあらかじめ施術者と相談しておくことが重要です。特に、無理のない計画を立てるには、自分の生活リズムや体調に合わせたスケジュール設定が欠かせません。

まずは、通いやすい曜日や時間帯を伝えましょう。仕事や家事の合間を縫って通う場合は、予約の取りやすさや施術時間の目安も確認しておくと安心です。

さらに、症状の緩和にかかる回数や施術期間についても事前に確認しておきましょう。「どれくらい通えば、症状が楽になるか」を遠慮せずに施術者に聞いておくと、モチベーションも保ちやすくなります。

無理のない頻度で通うことが継続につながり、結果的に症状緩和の近道にもなるでしょう。

フリーパスを活用する

症状の緩和には継続的な通うことが重要ですが、回数を重ねるごとに費用が気になる方も多いでしょう。そうした悩みに応える形で、多くの接骨院では「フリーパス」を導入しています。

フリーパスとは、一定期間内であれば何度でも施術を受けられる料金プランです。フリーパスを利用するメリットは、料金が定額であるため、通う回数が多いほど1回あたりの施術費用が抑えられる点です。

特に 、施術の期間や頻度をあらかじめ決めておきたい方や、短期間で集中的に緩和を目指したい方にとっても有効な選択肢といえます。

ただし、フリーパスには有効期限が設けられている場合が多く、最初に全額を支払わなければならないので、途中で通えなくなると損をする可能性もあります。そのため、利用する前に施術スタッフとしっかり相談することが大切です。

事前に利用条件や予約方法を確認し、自分のライフスタイルに合っているかを慎重に判断しましょう。

自分でできるセルフケアを教えてもらう

接骨院での施術に加えて、自宅で行えるセルフケアを取り入れると、より早く症状が楽になる可能性が高まります。

特に、慢性的な肩こりや腰痛などは、日々の姿勢や動作のクセが原因になっていることも多く、施術だけでは根本的な解決にならないケースもあるのです。

接骨院では、ストレッチや軽い運動、姿勢の見直し方法など、自宅でできる具体的なセルフケアのアドバイスを受けられる場合があります。

自宅でできるケアを日常生活に取り入れれば、施術の効果を維持しやすくなるだけでなく、不調の再発防止にもつながるでしょう。

症状に合わないセルフケアは逆効果になることもあるため、施術者から正しい方法を教わることが大切です。

まとめ

接骨院の費用は、保険適用か自費施術かによって大きく異なります。通う前に料金相場を把握しておけば、安心して施術を受けられるでしょう。

ゆうしんグループでは、独自のカウンセリングやAI姿勢分析システムでお客様一人ひとりの身体の状態を把握し、最適な施術を提供しています。急性のケガだけでなく、肩こりや腰痛、頭痛、むくみなどの不調に対しても、姿勢と身体のゆがみを調整するアプローチで改善を目指します。

整体をはじめ、幅広いメニューに対応しており、通いやすい料金プランやセルフケアのアドバイスも充実しています。

また、期間内にお得に通える会員制度 も導入しているため、費用面での不安も軽減できます。まずは、お気軽にご相談ください。

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