なで肩になる理由を徹底解説|自宅でできるおすすめトレーニングも紹介
最終更新日:2026.06.15
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肩幅が狭く見える、服の肩紐がずり落ちる、姿勢が悪そうに見える。なで肩に悩みを抱えている方は少なくありません。実は、なで肩は見た目だけの問題にとどまらず、肩こりや身体的な不調とも深く関わっています。今回は、なで肩の原因と、自宅でできるトレーニングや日常生活でのセルフケアについて解説します。
目次
なで肩の特徴

なで肩の特徴は、外見に現れるものと、身体に影響するものの2つに大きく分けられます。それぞれについて詳しく解説します。
外見的な特徴
なで肩の最大の外見的特徴は、本来は水平に並ぶ鎖骨がハの字に下がり、肩のラインがなだらかに落ちて見える点です。首が長く、肩幅が狭く見える傾向もあります。
日常生活では、リュックのベルトや下着の肩紐が滑り落ちやすいという悩みが生じやすいです。
また、洋服のシルエットが貧相に見えたり、肩が落ちた姿勢が実年齢よりも老けた印象を与えたりすることも、なで肩が外見的コンプレックスになりやすい理由の一つです。
身体への影響
なで肩による身体への影響として、慢性的な肩こりや首こりが挙げられます。肩が不安定な状態では、頭や腕の重みを十分に支えられず、首や肩の筋肉に過度な負担がかかってしまいます。
さらに、この状態は猫背や、首が前に突き出る「ストレートネック」と併発しやすい点にも注意が必要です。
なで肩の主な原因

なで肩になる原因は、日常生活の習慣などによる後天的な要因と、生まれつきの先天的な要因に分類できます。自分がどの要因に当てはまるかを把握することが、適切なケアのために必要です。
筋力の低下(後天的な要因)
なで肩の後天的な原因として多いのが、肩まわりの筋力低下です。肩や肩甲骨を正しい位置に保つには、僧帽筋や肩甲挙筋といった筋肉が重要な役割を担っています。
運動不足などによってこれらの筋力が低下したり、硬くなって筋肉のバランスが崩れたりすると、肩を本来の位置に維持できなくなります。
さらに、肩関節を内側から支えるインナーマッスルの弱体化も、なで肩を助長する原因の一つです。日常的な運動習慣の欠如が積み重なることで、じわじわと肩の位置が下がっていきます。
不良姿勢(後天的な要因)
猫背や巻き肩、スマートフォンやPCの長時間使用によるストレートネックも、なで肩につながる原因です。背中が丸まることで肩甲骨が外側に開き、本来の位置よりも下がってしまうためです。
また、脚を組む習慣や横座りは骨盤のゆがみを招き、全身の姿勢が崩れてなで肩につながることもあります。デスクワークが多い方ほど、こうした不良姿勢のリスクに注意が必要です。
日常的な肩への負担(後天的な要因)
重たい荷物を日常的に持ち歩くことや、ショルダーバッグを常に同じ側の肩にかける習慣も、なで肩を悪化させる要因になります。肩に過度な負担がかかり続けることで、肩が本来の位置よりも押し下げられてしまうためです。
左右どちらかの肩に偏って負担がかかる持ち方は、筋肉バランスの乱れにもつながります。荷物の持ち方を見直すだけでも、肩への負担を軽減できます。
遺伝や疾患(先天的な要因)
家族になで肩の方がいる場合は、遺伝的な要因が関わっている可能性があります。この場合は骨格そのものの問題であるため、後天的なトレーニングだけで解決するのは難しい側面もあります。
なで肩が気になる場合におすすめのトレーニング

なで肩の改善には、弱くなった筋肉を鍛え、肩まわりの柔軟性を高めることが効果的です。ここでは、自宅で実践しやすいトレーニングとストレッチを紹介します。
肩まわりの筋力トレーニング
肩を正しい位置に引き上げる力をつけるため、三角筋を中心とした肩まわりの筋力トレーニングが有効です。器具の有無に合わせたやり方で取り組んでみましょう。
ペットボトルを使った三角筋トレーニング
1.500mLのペットボトルに適量の水を入れ、両手に持って立つ。
2.肘と手首を固定し、腕をまっすぐ伸ばした状態を保ちながら、外側から水平になる位置までゆっくりと持ち上げる。
3.水平の位置で3秒間キープしたら、ゆっくりと元の位置へ戻す。
これを無理のない範囲で5~10回、2~3セット行いましょう。
肩甲骨を動かすエクササイズ
肩甲骨の動きを改善することで、肩全体の位置を正常に近づけることができます。固まりがちな肩甲骨を意識的に動かすエクササイズを日常に取り入れましょう。
オーバーヘッドシュラッグ運動
1. 壁の前に立ち、万歳をするように両手を頭上へ伸ばして壁に手をつく。
2. 指先を天井方向へ引き伸ばすようにして肩甲骨を大きく動かす。
3. 力を抜いて元の位置へ戻す。
4. 2~3を10回、2~3セット繰り返す。
肩甲骨をできるだけ大きく動かすことを意識して行うのがポイントです。
筋肉の緊張をほぐすストレッチ
なで肩の改善には、硬くなった筋肉をほぐすストレッチも欠かせません。特に肩甲挙筋と胸筋のストレッチを組み合わせることで、肩まわりのバランスが整いやすくなります。
肩甲挙筋のストレッチ
1.両手を後頭部で組む。
2.首をゆっくりと前方へ倒す。
3.その状態のまま、斜め下の方向へ首をひねる。
4.20~30秒キープしたら元の姿勢に戻り、反対側も同様に行いましょう。
首の後ろから肩甲骨にかけての伸びを感じながら、呼吸を止めずリラックスした状態でゆっくり行うことが大切です。
胸筋のストレッチ
1. 壁に右手から肘までをしっかり当てて固定する。
2. その状態から体幹を左方向へひねり、右の胸筋を約20秒伸ばす。
3. 左右交互に3セット繰り返す。
猫背や巻き肩で縮んだ胸筋をほぐし、肩甲骨が自然と背中側へ戻るよう意識しながら行いましょう。
日常生活でできるなで肩対策
ここでは、日常生活の中で実施できるなで肩の対策について紹介します。
正しい座り方と姿勢のキープ
なで肩の原因である猫背を防ぐため、座っているときも立っている時も正しい姿勢を意識することが基本です。椅子には深く腰掛け、骨盤を垂直に立てるように座りましょう。みぞおちを軽く持ち上げながら背筋を伸ばし、顎を引くことがポイントです。
床に直接座るよりも椅子を使った生活を基本とし、自分の体格に合ったデスクや椅子の高さに調整することも重要です。
脚を組む、横座り、腕組み、頬杖といったクセは骨盤のゆがみを招くため、意識的に控えましょう。
スマートフォンやPC利用時の工夫
スマートフォンやPCの長時間利用は、頭が前に突き出る姿勢を招き、なで肩の大きな原因となります。画面を目の高さに近づけ、顔を画面に近づけすぎないよう適切な距離を保つことが重要です。
また、長時間のデスクワークが続く場合は、1時間に1回程度の休憩を取り、肩や肩甲骨まわりのストレッチを合間に挟んで筋肉の緊張を定期的にリセットしましょう。
荷物の持ち方と選び方
重いショルダーバッグを常に同じ側の肩にかけていると、肩が押し下げられてなで肩を助長します。荷物の重さが両肩に均等に分散するよう、持ち方を工夫しましょう。
重い荷物を運ぶ際には、キャリーケースを活用したり、胸の前で固定できるチェストベルト付きのリュックを選んだりすることで、肩への負担を最小限に抑えられます。
規則正しい生活習慣
筋肉や骨格の健康を保つためには、日々の生活習慣を整えることも欠かせません。
栄養バランスの取れた食事は、筋肉の修復と強化に直接影響します。特にタンパク質やカルシウム、マグネシウムといった栄養素を意識して摂ることが、肩まわりの筋肉を支える土台となります。
また、十分な睡眠は全身の回復を促し、姿勢を保つ筋肉の機能維持にも役立ちます。
まとめ
なで肩は、筋力の低下や不良姿勢、日常的な負担の積み重ねによって引き起こされることが多く、トレーニングや姿勢の見直しを習慣にすることで改善を目指すことができます。今回紹介したエクササイズとセルフケアを参考に、毎日の生活の中で少しずつ取り組んでいきましょう。
それでも「自分では正しい姿勢がよくわからない」「色々試してもなかなか改善しない」という場合は、専門家への相談をおすすめします。
ゆうしんグループでは、丁寧なカウンセリングとAIによる姿勢分析システムを活用し、一人ひとりの身体の状態に合わせた施術をご提供しています。なで肩や姿勢のお悩みがある方は、ぜひお気軽にご相談ください。




