朝起きると肩が凝っていてつらい!原因や予防法を解説
最終更新日:2025.12.11
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「朝起きると肩が凝っていて、一日中つらさが残る……」そんな悩みを抱えていませんか。目覚めた瞬間から肩が重いと、その後の1日をポジティブに過ごしにくくなってしまいますよね。
今回は、寝起きの肩こりの原因と予防のポイントについて解説します。
目次
朝起きると肩が凝っている原因

朝起きたときに肩が凝っている、という状態は、日常の習慣や寝ている間の姿勢など、複数の要因が重なって起こります。ここでは代表的な理由について解説します。
寝具が身体に合っていない
起床時に肩が凝っている場合、もっとも多い原因のひとつが「寝具と身体の不一致」です。
枕の高さが合わない、マットレスが硬すぎる・柔らかすぎるといった状態が続くと、眠っている間も首や肩の筋肉が不自然に引っ張られます。
特に枕が高すぎると、首が前に倒れた姿勢になり、首から肩にかけて負担がかかりやすくなります。逆に低すぎても頭が安定せず、筋肉が余計に緊張してしまいます。
また、身体を十分に支えられないマットレスは寝返りを阻害し、特定の部位に負荷が集中することで肩こりにつながります。
身体が冷えている
寝ている間に身体が冷えると、筋肉は自然と縮んで硬くなります。筋肉は冷えるとこわばりやすくなり、血流が低下しやすい状態に陥ります。その結果、朝起きた瞬間に「肩がガチガチに固まっている」と感じるようになります。
冬場はもちろん、夏でもエアコンの冷えすぎが原因になることがあります。寝る前の軽いストレッチや、冷えない寝具の工夫、室温調整などで身体を冷やさないことが大切です。
筋肉が硬く血流が悪い
肩や首周りの筋肉が硬くなると、血管が圧迫されて血流が悪くなります。寝ている間は筋肉の動きが少ないため、もともと血流が悪くなりがちです。日常的に肩周りの筋肉が硬い状態だと、寝ている間にさらに血流が滞り、起床時に痛みや重だるさを感じます。
血流が悪くなると筋肉は酸素不足の状態になり、疲労物質が溜まりやすくなり、さまざまな不調を招きかねません。
ストレスによる自律神経の乱れがある
強いストレスや緊張が続くと、自律神経のバランスが崩れ、身体が常に力が入った状態になります。自律神経の乱れは筋肉の緊張を引き起こし、特に肩や首といった上半身に影響が及びやすいといわれています。
夜になっても十分にリラックスできず、睡眠中も筋肉が緩まないため、朝を迎えても肩や首のコリが残ったままになります。
ストレスをやわらげるためには、休息やリラックスできる時間を意識的に確保することが重要です。
眼精疲労の状態である
パソコン作業やスマートフォンの長時間使用は、目の周りの筋肉を酷使します。目が疲れると、視界を安定させようと首や肩の筋肉も緊張しやすくなり、そのまま寝ると寝起きに肩こりを感じることがあります。
特にデスクワークをしている方は、パソコン作業により日中の姿勢が前傾になりやすく、首や肩に負担をかけやすい傾向があります。
また、就寝前にスマホを長時間見続ける習慣も、寝起きの肩こりにつながるため、注意が必要です。
歯ぎしりがある
歯ぎしりや食いしばりは睡眠中に発生することが多く、自分では気づきにくいのが特徴です。強い力で噛み締めると、あごから首・肩にかけての筋肉が緊張し続けます。この状態が毎晩続くと、朝起きたときの肩や首の張り、痛みにつながることがあります。
就寝時に歯ぎしりのクセがある方は、マウスピースの利用や日中の食いしばり癖を改善することで負担を軽減できます。
寝起きの肩こりを予防するための方法4選

朝起きた瞬間に肩が重だるいと、一日の始まりがちょっとつらく感じてしまうことがありますよね。ここでは、そんな朝の不快感をやわらげるために、日常の中で取り入れやすいケア方法をまとめて紹介します。
ストレッチやマッサージをする
凝り固まった筋肉は、ストレッチやマッサージでほぐすことで血流が改善され、痛みや張りが軽減されます。特に首から肩、肩甲骨周りの筋肉を意識的に動かすと、緊張が緩みやすくなります。
特に寝る前のストレッチは、緊張した筋肉をゆるめ、眠っている間の負担を減らす助けになります。
朝は肩をゆっくり回したり、首をやさしく伸ばしたりするだけでも、身体が目覚めやすい状態に整っていきます。
身体を温める
身体を温めることで血流が良くなり、筋肉の緊張が緩みやすくなります。特に寝る前に湯船につかることで、身体がしっかり温まり、睡眠の質も向上します。
朝も冷えを感じるときは、ホットタオルで首元を温めたり、温かい飲み物を摂ったりすることで血流が改善し、肩こりが楽になります。
寝室環境を見直す
枕の高さや硬さは、首の角度に大きく影響します。自分の身体にしっくりくる枕を使うことで、睡眠中の首・肩への負担が軽くなり、目覚めたときの不快感も落ち着きやすくなります。
また、敷布団の硬さが合っていないと寝返りが打ちづらくなり、同じ姿勢で長く過ごすことで肩の一部分に負担が集中してしまいます。自分の身体に合った敷布団を変えることで、自然な寝返りが促され、負担が分散されていきます。
さらに、寝室が寒すぎたり乾燥していたりすると筋肉が緊張しやすくなります。室温や湿度をととのえ、心地よく休める環境を整えることが、睡眠の質を高める助けになります。
肩こりの対策グッズを使う
市販されている対策グッズで日常的にケアをする方法もあります。代表的なものとして、以下のようなものがあげられます。
・磁気ネックレス
血行改善を補助するとされており、肩の重さやこわばりが気になる方におすすめです。
・ネックウォーマー
首元の冷えを防ぐことで睡眠中のこわばりを軽減し、起床時の不快感を抑えやすくします
・フォームローラー
胸部を開く動作や肩甲骨まわりの筋肉をほぐすケアに適しており、姿勢改善にもつながります。特に前かがみの姿勢が習慣化している場合、胸が広がりやすくなることで、肩への負担が軽減します。
寝起きの肩こりが気になる方はゆうしんグループへご相談ください

朝起きたときに肩が凝っていると、1日の始まりが重く感じられるものです。「原因がわからず困っている」「毎朝つらい状態が続いている」という方は、ぜひ「ゆうしんグループ」にご相談ください。
ゆうしんグループでは、まず丁寧なカウンセリングを行い、普段の姿勢・生活習慣・睡眠環境などを細かくヒアリングします。原因を一緒に確認しながら施術を進めるため、初めて接骨院を利用される方でも安心して相談できます。
また、痛みのない優しい施術を特徴としており、身体への負担が少ないため、強い刺激が苦手な方でも心配なく受けられます。
さらに、ゆうしんグループではAI姿勢分析を導入しており、日常の姿勢のゆがみや筋肉のバランスを客観的にチェックできます。ご自身では気づけなかった原因を明確にし、納得感のある改善プランを提案いたします。
まとめ
寝起きの肩こりは、睡眠環境や普段の姿勢、筋肉の状態など身近な要因が大きく影響します。原因を知り、ストレッチや寝具の見直しなどできることから整えていくことで、朝の不快感はぐっと軽くなります。心地よい目覚めを目指して実践していきましょう。
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