初めて接骨院(整骨院)に行く方へ|通う前に知っておきたい基礎知識と選び方

最終更新日:2025.11.25

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肩こりや腰痛などに悩んでいるときに、接骨院(整骨院)に行くと症状が緩和される可能性があります。しかし、接骨院と整形外科や整体は何が違うのか、何を用意すればよいのかわからず、利用をためらっている方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、接骨院と整形外科・整体の違いや利用シーン、接骨院の選び方など、初めて利用するにあたって知っておきたい基礎知識を紹介します。

接骨院(整骨院)とは?

接骨院とは、柔道整復師の資格保有者が施術を行う施設です。筋肉や関節などの損傷、例えば骨折や捻挫、脱臼、肉離れなどの急性外傷に対し、外科手術や投薬以外の方法で対応します。「ほねつぎ」や「整骨院」と呼ばれることもあります。

また、肩こりや腰痛などの慢性的な症状や、姿勢改善などに対する施術を受けることも可能です。特定の施術については、健康保険が使える場合があります。

接骨院(整骨院)と整形外科、整体院との違い

肩こりや腰痛などの不調に悩んでいるときに利用できる施設として、接骨院以外に、「整形外科」「整体院」などもあります。

それぞれ何をする施設なのかがわからず、どれを選ぶべきか迷うこともあるのではないでしょうか。そこで、接骨院・整形外科・整体院の違いを解説します。

接骨院(整骨院)

先述の通り、接骨院は柔道整復師の資格保有者が施術を行う施設です。主な施術対象は骨折や捻挫などの急性外傷ですが、肩こりや腰痛などの不調も相談できます。以下のケガへの施術については、健康保険が使えます。

・骨折(不全骨折含む)
・捻挫
・脱臼
・打撲
・挫傷(ざしょう:転んだ、ぶつけたなどで皮下組織が損傷した状態)

ただし、骨折(不全骨折含む)と脱臼への施術で健康保険を利用するには、応急処置の場合を除いて医師の同意を得る必要があります。

また、そのほかのケガの場合も、長期間または4部位以上に施術する場合は、必要性を記載した書類の提出が必要です。

なお、接骨院では手術や投薬、レントゲンやMRIなどを用いた検査、診断書の作成などの医療行為はできません。

整形外科

整形外科は、医師が骨や関節、末梢神経、脊椎などに生じたケガや疾患の治療を行う施設です。医療機関であるため、手術や投薬、レントゲンやMRIなどを用いた検査、診断書の作成などの医療行為が行われます。

また、治療行為は原則として健康保険の対象です。ただし、原因不明の慢性的な肩こりの治療や自由診療などについては、整形外科であっても健康保険の対象外です。

整体院

整体院とは、身体をもみほぐすなどして、姿勢や身体のバランスを整えることを目的とした民間の施術施設です。接骨院とは異なり、「整体師」という国家資格はなく、施術者は民間資格を取得している場合もあれば、無資格で開業していることもあります。

柔道整復師や医師のように統一されたカリキュラムや国家試験がないため、施術者によって知識や技術に差がある点には注意が必要です。また、整体はあくまで民間療法に分類されるため、医療行為は行えず、健康保険も適用されません。

接骨院(整骨院)を利用できるシーン

接骨院の概要は把握できたものの、「どんな症状のときに行けば良いのか」「どのような施術をされるのか」と不安を感じる方もいるのではないでしょうか。

ここでは、接骨院に行くと良い症状と、行われる施術内容を紹介します。

こんな症状になったら接骨院へ

以下のような症状が出ているときは、接骨院に行くことを検討しましょう。

・運動中に転んでケガをした
・歩いているときにつまずいて捻挫した
・交通事故に遭って骨折した など

ただし、骨折(不全骨折を含む)と脱臼については、応急処置を除き、健康保険を利用するには医師の同意が必要です。

接骨院ではレントゲン検査などの画像診断は行えません。そのため、ケガをした場合はまず整形外科で検査・診断を受け、医師の同意を得た上で接骨院での施術を検討するのが安心です。

そのほか、肩こりや腰痛などの慢性的な不調についても、接骨院での施術が役立つことがあります。ただし、これらの慢性症状に対する施術は健康保険の対象外となる点にご注意ください。

どんな施術が行われる?

接骨院で行われる主な施術は、「整復法」「固定法」「後療法」の3種類です。各施術の詳細について解説します。

整復法

整復法とは、ズレてしまった骨や関節を、正しい位置に戻す施術です。視診(患部の状態を見ること)、触診、問診などによって状態を入念に確認し、筋肉の緊張を和らげながら元の位置に戻します。

施術後に障害が残らないように、筋肉や靭帯、血管、神経などに配慮しながら施術を行う必要があるため、靭帯に関する豊富な知識が求められる施術です。

固定法

固定法とは、ギプスやテーピング、包帯、サポーターなどの道具を使って、患部を固定する施術です。骨折や脱臼に対して行われる方法で、患部が不用意に動かないよう固定することで、症状の悪化や変形、再発などを防ぐ目的があります。

何の道具で固定するかは、患部の状態に応じて決まります。また、固定したまま長期間過ごすケースが多いため、できるだけ日常生活に支障が出ないよう配慮して固定方法を選択するのが基本です。

後療法

後療法とは、患部の自然治癒力を高めたり、正常に動くようにしたりするための施術です。後療法には、「手技療法」「物理療法」「運動療法」の3種類があります。

・手技療法
道具を使用せずに施術者の手で患部を刺激する方法です。揉む、叩く、圧迫するなどして筋肉の緊張を緩めたり、血行を良くしたりします。

・物理療法
電気や超音波、温熱・冷却などの物理的なエネルギーを活用して患部の炎症を抑えたり、血行を良くしたり、新陳代謝を促したりする方法です。

・運動療法
施術者が患部を動かしたり、機械を使って筋肉を刺激したりして機能の回復や筋力アップを目指す方法です。どの方法を用いるかは、患部の状態によって決まります。

接骨院(整骨院)に通う際のポイント

接骨院は数多くあるため、どこを選ぶべきか迷う方は多いでしょう。また、初めて行くときに何を用意すればよいか気になる方もいるのではないでしょうか。

ここでは、自分に合った接骨院の選び方と、初めて接骨院に行くときに用意しておくと良いものを紹介します。

接骨院の選び方

接骨院はそれぞれに特徴があり、得意とする施術も異なります。そのため、まずは「なぜ接骨院に行きたいのか」という目的を明確にし、自分の症状や希望に合った施術を提供している接骨院を選ぶことが大切です。

あわせて、丁寧にカウンセリングを行ってくれるかどうかも重要な判断基準となります。不調の原因や患部の状態、日常生活での癖などをしっかり把握することで、より効果的な施術につながります。

カウンセリングの時間を十分に取らない接骨院では、適切な対応が難しい場合もあります。事前に、時間をかけて話を聞いてくれるかどうかを確認しておきましょう。

初めて行くときに必要なもの

初めて接骨院を訪れる際は、健康保険証を持参しましょう。特に、ケガに対する施術を希望する場合は、保険が適用されることが多いため、忘れずに準備しておくと安心です。

また、施術中にベッドに横になることもあるため、動きやすい服装で行くのがおすすめです。

接骨院に行く際にふさわしい服装については、以下の記事で紹介しています。
接骨院(整骨院)にふさわしい服装は?NGな服装や髪型も紹介

身体の不調にお悩みの方はゆうしんグループへ

接骨院での施術をご希望なら、ぜひ「ゆうしんグループ」をご利用ください。ゆうしんグループでは、丁寧なカウンセリングやAI姿勢分析などを活用し、不調の原因を分析しながら対応します。

豊富な知識と技術をもつスタッフによる、身体に負担の少ないソフトな施術も特徴です。原因がはっきりしない不調についてもご相談いただけます。

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まとめ

接骨院では、柔道整復師の国家資格を取得したプロの施術が受けられます。骨折や捻挫以外に、肩こりや腰痛などの慢性的な症状にも対応可能です。身体の違和感や痛みにお困りの際は、一度相談してみてはいかがでしょうか。

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