バンザイ寝にはデメリットあり!手を上げてしまう原因と改善策を解説

最終更新日:2025.11.26

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「朝起きるといつもバンザイの姿勢になっている」「首や肩まわりが重く感じる」そんな経験はありませんか。実は、無意識に腕を上げて寝る「バンザイ寝」には、姿勢のクセやストレスなど、複数の要因が関係しているといわれています。

放っておくと、肩や腰に負担が増える可能性があるため注意が必要です。今回は、バンザイ寝が起こる理由と、快適に眠るための対策を紹介します。

大人のバンザイ寝は何が原因?

眠っている間に腕を上げたままの姿勢になるのは、身体のゆがみや筋肉の緊張、ストレスなどが影響している場合があります。

ここでは、バンザイ寝の主な原因について紹介します。

肩こり・腰痛

普段から肩や首が凝っている方は、筋肉が緊張した状態で眠りにつくため、無意識のうちに腕を上げて寝てしまうことがあります。バンザイ寝は、凝り固まった筋肉を寝ている間にほぐそうとする身体の反応によるものです。

とはいえ、腕を上げた姿勢は首や肩への負担を増やし、肩こりや腰痛を悪化させる要因にもなりかねません。肩や腰の違和感が続くときは、寝る姿勢のクセが原因となっていることもあります。

猫背・巻き肩などの不良姿勢

猫背や巻き肩など、背中が丸まった姿勢が続くと、胸の筋肉が縮こまり、反対に背中の筋肉は常に引き伸ばされた状態になります。こうしたバランスの崩れは、日常の動作だけでなく、就寝中の姿勢にも影響を及ぼすことがあります。

「バンザイ寝」の姿勢は、胸を広げて呼吸しやすくしようとする身体の自然な反応と考えられています。これは、日中の姿勢のクセが原因で、仰向けになったときに背中が安定しにくくなるためです。

また、猫背や巻き肩の状態が続くと、肩甲骨まわりの可動域が狭まり、首や肩が凝りやすくなるほか、呼吸も浅くなりやすいとされています。

日中の前かがみ姿勢や長時間のパソコン作業と、寝ているときの姿勢は一見無関係に見えますが、実際には深くつながっており、日常の姿勢習慣が睡眠時の体勢にも大きく影響することがあるのです。

関連記事:巻き肩は寝方が原因?巻き肩さんの理想の寝方や寝る際に意識したいポイント

疲れ・ストレス

精神的・身体的な疲労が溜まると、筋肉がこわばりやすくなり、無意識に緊張したまま眠ることがあります。特に、ストレスによって交感神経が活発になると、筋肉が硬くなり、呼吸が浅い状態になる傾向があります。

その結果、寝ている間も肩や首に力が入り、呼吸をしやすくするために腕を上げる姿勢をとることがあるのです。

また、心理的なストレスは眠りの質にも影響し、寝つきの悪さや中途覚醒などの睡眠トラブルを招くこともあります。まずは日中の緊張をやわらげ、落ち着いて眠れる環境を整えることが大切です。

バンザイ寝のデメリット

腕を上げたまま眠る姿勢は、首や肩に負担がかかり、血行不良などを引き起こすおそれがあります。放置すると睡眠の質の低下にもつながるため、注意が必要です。

ここでは、バンザイ寝のデメリットを紹介します。

肩関節や首まわりに過度な負担

腕を上げたまま眠ると、肩や首の筋肉に長時間の緊張がかかり、疲労が蓄積します。枕やマットレスの高さが合っていないと、より強い負担が加わり、起床時に重さやコリを感じることもあるでしょう。

この状態を続けると、肩甲骨の動きが悪くなり、姿勢が崩れる原因にもなります。朝起きたときに肩や首の違和感がある場合は、枕の高さや寝姿勢を見直してみましょう

腕の血行不良

同じ姿勢で長時間寝ていると、腕の血流が滞りやすくなります。その影響で手足の冷えやむくみ、しびれを感じることがあります。

一時的であれば身体を動かすことで和らぎますが、筋肉が伸びた状態が続くと、痛みやだるさが残る場合もあるため注意が必要です。

睡眠の質低下

腕を上げた姿勢は首や肩の筋肉が常に緊張した状態になりやすく、リラックスして眠りに入る妨げになります。特に、寝具が身体に合っていないと首や頭の角度が不安定になり、余計な力が入ってしまうこともあります。

それが原因で深い眠りに入りにくく、夜中に何度も目が覚めたり、朝起きても疲れが残ったりするのです。さらに、肩や首のコリが慢性化すると、睡眠の質が低下し、疲労感が抜けにくくなります。

バンザイ寝にならないようにするための方法

バンザイ寝を減らすには、姿勢や生活リズムの見直しが欠かせません。ここでは、そのための具体的なポイントを紹介します。

その1|ストレッチを行う

ストレッチをすることで、こわばった筋肉が緩み、リラックスした状態で眠りにつきやすくなります。特に、肩や背中、胸まわりをゆっくり動かすストレッチは、身体の緊張をやわらげ、腕を上げて寝るクセを防ぎやすくなります。おすすめのストレッチは以下の通りです。

肩回しのストレッチ

肩まわりのこわばりをほぐし、肩甲骨の可動域を広げる基本のストレッチです。入浴後など身体が温まっているタイミングで行うと、スムーズに動かせます。

1.椅子に座り、両手を肩の上に軽く添える。
2.肘で大きく円を描くように前方向へ10回まわす。
3.2と同様に、後ろ方向にも10回まわす。
4.各方向10回を目安に2~3セット行う。

肩を回すときは、首や腕の力を抜いて、肩甲骨を大きく動かすイメージで行いましょう。

キャットアンドカウ

キャットアンドカウは、背中まわりをしなやかに動かして姿勢を整えるストレッチです。肩や腰を心地良くほぐすことができ、背骨が動かしやすくなります。

1.四つん這いになり、手は肩幅、脚は腰幅に開く。肩の真下に手のひらをつき、股関節の真下に膝を置く。
2.息を吐きながら背中を丸め、おへそをのぞき込む。
3.息を吸いながら背中を反らせ、胸を開く。
4.2~3の動きを5回ほどゆっくりと繰り返す。

背骨だけを動かすよう意識して、肩やお尻が前後に動かないように注意します。呼吸に合わせてゆっくり行うことで、自律神経が整いやすくなるといわれています。

その2|ストレスを解消する

心に余裕がないときや、考えごとが頭から離れないまま眠ると、身体も緊張してしまいがちです。そのまま寝ると、腕を上げて無意識に呼吸しやすい姿勢をとろうとする傾向があります。

そのため、就寝前は明かりを落として深呼吸をしたり、好きな香りを楽しんだりして、心を落ち着ける時間をつくりましょう。日中の緊張をそのまま持ち越さないことがポイントです。

その3|就寝前の飲食を避ける

寝る直前に食べたり飲んだりすると胃腸が休まらず、睡眠にも悪影響を及ぼします。食べた直後は胃が働き続けるため、交感神経が活発になります。呼吸が浅くなりやすく、その影響で腕を上げた寝方になってしまうことがあるのです。

そのため、食事は寝る2~3時間前までに済ませましょう。どうしても空腹を感じるときは、温かい飲み物や消化の良いおかゆ、うどんなどを少量にとどめると安心です。

その4|就寝環境を改善する

就寝時の環境を見直すこともバンザイ寝の予防につながります。枕やマットレスが身体に合っていないと、首や肩に負担がかかり、無意識に楽な姿勢を探して腕を上げる姿勢をとってしまうことがあります。

枕を選ぶときは、首に負担がかからない高さにするのがポイントです。マットレスは柔らかすぎると身体が沈み込み、硬すぎると肩や腰への圧力が分散されません。横になったときに身体が均等に支えられるマットレスを選びましょう。身体の状態に合わせて、寝具は定期的に見直すことが重要です。

その5|湯船につかる

お風呂でしっかり身体を温めることで、筋肉の緊張をやわらげやすくなります。ぬるめのお湯に15~20分ほどつかると、身体がじんわり温まり、寝る準備が整いやすくなるでしょう。

特に、肩や首まわりを意識して温めると血行が良くなるため、バンザイ寝の予防につながります。

その6|寝る前のスマートフォンを控える

寝る前にスマートフォンを操作する方も多いかもしれませんが、長時間の使用で姿勢が崩れ、首や肩に負担をかける原因になります。画面を見続けるうちに筋肉がこわばり、寝るときに腕を上げた姿勢が楽に感じてしまうこともあります。

さらに、明るい画面の光や次々と入る情報は脳を刺激し、身体が休む準備に入りにくくなるのです。

そのため、ぐっすり眠るために、寝る1~2時間前からスマートフォンの使用を控えましょう。就寝前は読書をしたり、音楽を聴いたりしてリラックスして過ごすことを心がけましょう。

どうしてもスマートフォンを使わなければならない場合は、画面を暗くしたりブルーライトカット機能を利用したりすることで、目や脳への負担を軽減できます。

まとめ

バンザイ寝には、肩や首への負担、血行不良、睡眠の質の低下などのリスクが隠れています。日中の姿勢やストレス、寝具の状態が影響していることも多いため、生活習慣の見直しが大切です。

ストレッチや入浴で身体をほぐし、寝る前のスマートフォンの使用を控えるなど、より快適な睡眠環境を整えましょう。

ゆうしんグループでは、独自のカウンセリングとAI姿勢分析を取り入れ、一人ひとりの身体の状態に合わせた施術を行っています。自宅でできるセルフケアの方法も丁寧にアドバイスしており、整体メニューも充実しています。

また、お客様にとって通いやすいシステムを整えておりますので、身体の不調や姿勢の悩みが気になる方はぜひ一度ご相談ください。

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