腰痛はお風呂OK?それともNG?見分け方とおすすめ入浴法を解説

最終更新日:2025.11.25

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「腰が痛いとき、お風呂で温めても大丈夫?それとも控えたほうが良いの?」そんな疑問を抱く方は多いのではないでしょうか。腰痛といっても、筋肉のこりや冷えによるものから、炎症や急な痛みを伴うものまで、状態はさまざまです。

そのため、入浴が向いている場合と、避けたほうが良い場合があります。むやみに温めてしまうと、かえって症状を悪化させてしまうこともあるため注意が必要です。今回は、お風呂に入ってもOKな腰痛とNGな腰痛の見分け方と、おすすめの入浴法を紹介します。

お風呂に入ってもOKな腰痛

お風呂に入ることで、腰痛が和らぐ場合もあります。特に、慢性的なコリや軽い痛みが続くタイプの腰痛は、湯船につかっても問題ありません。

ここでは、お風呂に入ってもOKな腰痛の種類と理由をみていきましょう。

慢性腰痛

腰の痛みが3か月以上続く腰痛は「慢性腰痛」と呼ばれ、年齢に関係なく多くの方にみられます。動作による強い痛みというより、腰全体に重だるさや張りを感じるのが特徴です。

デスクワークや事務作業などで同じ姿勢を続けることで、腰に負担がかかります。他にも、運動不足やストレスなどが原因で、筋肉のこわばりや血行不良などが起こりやすくなります。

慢性腰痛には湯船につかって身体をじっくり温めることが有効です。身体が温まると血行が良くなり、凝り固まった筋肉が緩みやすくなります。

慢性の腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニアになると、背骨の間にあるクッション(椎間板)が変化し、神経に影響をおよぼして腰や脚に痛みやしびれを引き起こします。

発症後1か月以上経ち、炎症が落ち着いた慢性の状態であれば、湯船につかって温めることで動きやすく感じることがあります。入浴により腰の血行が良くなり、神経まわりの筋肉の緊張を和らげることで、日常生活の動きやすさにつながる可能性があるのです。

ただし、痛みが激しく出ている急性期は温めることが逆効果になるため、入浴前には状態を見極め、医師や専門家に相談することをおすすめします。

お風呂に入るのはNGな腰痛

強い痛みや炎症があるときは、湯船で温めるのは控えるのが無難です。激しい痛みが続く場合は入浴自体も難しく、無理をして入ることでかえって症状が悪化することにもなりかねません。

症状が落ち着くまでは、シャワー中心にしておきましょう。ここでは、お風呂に入るのがNGな腰痛を紹介します。

急性腰痛(ぎっくり腰)

急性腰痛とは、ある日突然腰に鋭い痛みが走る状態のことです。一般的には「ぎっくり腰」と呼ばれ、正式な病名ではありませんが、急に腰の筋肉や筋膜に強い負荷がかかることで起こります。

例えば、重い荷物を持ち上げたときや、前かがみの姿勢から急に身体を起こしたときなど、日常の些細な動作をきっかけに症状があらわれることもあります。軽度であれば動くたびにピリッと痛む程度ですが、重症の場合は強い痛みで身体を動かすのが困難になることも少なくありません。

発症直後は、筋肉や周囲の組織に炎症が起こります。このようなときに湯船で身体を温めてしまうと、血流が増えて炎症が広がり、痛みが強まるおそれがあります。

そのため、症状が出た直後は入浴を控え、ぬるめのシャワーで軽く汗を流す程度にしましょう。洗髪や身体を洗う際も、腰を大きく曲げる姿勢は避け、無理のない体勢を意識することが大切です。

急性の腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニアは、背骨の間にあるクッションの役割を果たす椎間板が、急な動作や強い力によって外へ飛び出し、神経を圧迫することで痛みやしびれを生じる状態です。

若い世代では椎間板に水分が多く柔軟性が高い反面、衝撃を受けると脱出しやすい傾向があります。スポーツ中の激しい動作や衝突などが引き金となることが多いのです。

発症時は腰痛に加え、脚のしびれを伴うことがあります。脱出した椎間板が神経に触れて炎症を起こしているためで、痛みが強い時期に身体を温めると炎症が悪化するおそれがあります。

そのため、発症直後は湯船につからず、短時間のシャワーで身体を清潔に保つ程度にとどめましょう。特に、前かがみの姿勢は椎間板に負担をかけるため、髪や足を洗うときは腰を曲げすぎないよう注意が必要です。

腰の負担を和らげるためのお風呂の入り方

腰に負担をかけないように入浴するには、いくつかのポイントがあります。ここでは、腰への負担を軽減しながら入浴するための方法を紹介します。

入浴剤を入れる

入浴剤を入れた湯船につかるのも、腰痛対策におすすめです。温泉に行かなくても、自宅の湯船に入浴剤を加えるだけで、心身をじんわりとほぐす効果が期待できます。特におすすめなのが、炭酸系の入浴剤です。

お湯に溶けた炭酸ガスが皮膚から体内に吸収されることで血管が広がりやすくなり、全身の巡りがスムーズになります。

血行が良くなると、こわばった筋肉が自然にほぐれやすくなり、腰まわりの重だるさが和らぐこともあります。

また、柑橘系やラベンダーなど自分の好きな香りを選べば、気持ちが穏やかになり、1日の疲れをリセットしやすくなるでしょう。心身ともにリラックスした状態になるため、眠りの質を高めたいときにも適しています。

ぬるめのお湯に10~15分つかる

お風呂のお湯が熱すぎると、入浴直後に体温が急激に下がり、かえって身体を冷やしてしまうことがあります。そのため、38~40℃ほどのぬるめのお湯がちょうど良いとされています。

熱すぎない温度でゆっくりとつかることで、身体の表面だけでなく、内側までじんわりと温められます。

また、湯船に10~15分ほどつかると、全身の血行が整いやすくなり、冷えやこわばりを感じやすい部分もほぐれやすくなります。ぬるめのお湯は副交感神経を優位にし、心身の緊張を和らげる効果も期待できます。

お風呂のイスを見直す

お風呂で使うイスは低めのものを選んでいる方も多いかもしれませんが、イスが低すぎると膝を深く曲げる必要があり、腰を丸めて座ることになります。この状態では腰に負担がかかりやすく、痛みを感じやすくなる場合があるため、注意が必要です。

そのため、お風呂で使用するイスは、少し高めのものを選ぶことをおすすめします。膝と同じくらいか少し低い程度の高さのイスに変えるだけで、姿勢がキープしやすくなり、腰への負担を軽減できます。

イスの高さを変えることで、立ち上がりやすくなり、腰まわりの圧迫感が気になりにくくなるでしょう。

ストレッチ&軽いマッサージをする

お風呂で身体が温まっているときは、筋肉が柔らかくなりやすく、ストレッチを行うのに最適なタイミングです。血の巡りがさらに良くなり、ストレッチ効果が高まります。

湯船の浮力によって体重が軽くなり、お風呂の外でストレッチをするよりも身体を動かしやすいのが特徴です。

おすすめのストレッチは以下の通りです。

・腰をひねるストレッチ:浴槽のふちを持ち、上半身を左右にひねる
・前屈ストレッチ:湯船の中で身体を前へ倒す
・胸を反らすストレッチ:両手を背中側につき、胸を開くように反らせる

どの動きも5~10回を目安に、呼吸を止めずにゆっくり行いましょう。無理をせず、気持ち良いと感じる範囲で行うことが、長く続けるコツです。毎日の入浴時にストレッチを加えるだけで、腰まわりの負担をやわらげやすくなります。

また、入浴しながら痛みが気になる部分を軽くマッサージするだけでも十分です。強くもみほぐすのではなく、手のひらでなでるように優しく触れることで、心地良い安らぎを感じられるでしょう。

まとめ

腰痛があるときは、原因や症状によって温めて良い場合と避けたほうが良い場合があります。慢性的な腰痛は、ぬるめのお湯にゆっくりつかることで血行が良くなり、痛みを和らげる効果が期待できます。

一方で、ぎっくり腰など急な痛みや炎症を伴う場合は、湯船を避けてシャワー程度にとどめるのが無難です。腰痛の状態を見極めながら、無理のない入浴をしましょう。

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