美容鍼は痛い?その実態や痛みの原因、痛みを改善する方法、美容鍼の効果を解説

最終更新日:2026.01.07

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美容鍼は「痛そう」「本当に効果があるの?」と不安に感じる方が多い美容法ですが、実際は国家資格者のみが行う安全性の高い施術で、肌の内側から変化を促す点が特徴です。痛みの感じ方には個人差があり、理由や対策を知ることで不安を和らげやすくなります。

今回は、美容鍼の基本から痛みの正体、和らげる方法、期待できる効果までをわかりやすく解説します。

美容鍼とは

美容鍼は、国家資格である「はり師・きゅう師」を取得した施術者のみが行える、専門的な美容施術です。

皮膚の内部に直接アプローチするため、専門的な解剖学や生理学の知識と、確かな技術が求められます。無資格者による施術は認められておらず、法律で定められている点が大きな特徴です。

このような背景から、美容鍼はエステとは異なり、身体の構造を理解した上で安全性に配慮しながら行われます。

また、美容鍼では、顔のツボや表情筋に細い鍼を打ち、血流やリンパの流れを促進することで、肌の内側からのアプローチを図ります。鍼による微細な刺激は筋肉や皮膚組織に作用し、自然治癒力を引き出すサポートが期待されます。

こうした働きにより、くすみやむくみの軽減、ハリや弾力感の向上を感じやすくなることもあります。一時的に表面を整えるケアとは異なり、身体が本来もつ機能に着目している点、多くの方に支持されている理由のひとつです。定期的に施術を受けることで、肌の変化を実感しやすくなる可能性があります。

美容鍼の痛みは2種類

美容鍼が初めての方は「どのくらい痛いのか」が気になるポイントです。実は、美容鍼で感じる痛みには主に2つの種類があり、それぞれ性質が異なります。

ここでは代表的な痛みについて解説します。

チクッとした痛み

美容鍼では、皮膚に鍼が入る瞬間にチクッとした痛みを感じる場合があります。これは注射に似た一瞬の感覚で、多くの場合すぐに消えるのが特徴です。

皮膚表面には神経が集中しているため、このような刺激を感じることがありますが、我慢できないほどの痛みになることはほとんどありません。

ズーンとした響く痛み

鍼が筋肉層に届いた際、ズーンと奥に響くような感覚を覚えることがあります。この独特の感覚は「ひびき」と呼ばれ、血流や筋肉にアプローチできているサインともいわれています。

不快というよりも重だるさに近く、鍼特有の感覚として捉えられています。

美容鍼が痛いと感じる理由

美容鍼は基本的に強い痛みを伴う施術ではありませんが、施術中に軽い痛みを感じることがあります。その感じ方や強さには個人差があります。

ここでは、美容鍼で痛みを感じやすくなる主な理由について解説します。

顔の筋肉が凝っている

美容鍼で痛みを感じやすい理由のひとつに、顔の筋肉のコリがあげられます。

日常的なストレスや緊張、スマートフォンやPCの長時間使用により、顔や頭部の筋肉は無意識のうちにこわばりやすくなります。筋肉が凝り固まっている状態では、鍼が刺激として伝わりやすく、通常よりもチクッとした痛みを感じる傾向があります。

これは筋肉が過敏になっているサインでもあり、ケアが必要な状態といえます。

血流が悪い

痛みを感じる部位は、血流が滞っている可能性があります。

血流が悪いと筋肉や皮膚が硬くなり、鍼の刺激を強く感じやすくなります。そのため、美容鍼で痛みを感じる箇所は、身体が改善を求めている部分とも考えられます。

血流が促進されることで、徐々に刺激に慣れ、痛みを感じにくくなるケースも少なくありません。

毛穴に鍼が刺さった

毛穴に鍼が刺さることで、痛みを感じる場合もあります。

毛穴周辺には血管や神経が集中している傾向があり、偶然その部分に鍼が当たると、刺激を敏感に感じやすくなります。

ただし、これは一時的なもので、強い痛みが長く続くことはほとんどありません。

施術日の体調や体質

施術を受ける日の体調や体質も、痛みの感じ方に影響します。

肌荒れが起きているときや、強いストレス・疲労が蓄積している状態、無理なダイエットや食事制限、栄養が偏った食生活を続けている場合は、皮膚や神経が敏感になりやすくなります。

その結果、美容鍼の刺激を痛みとして感じることがあります。

美容鍼の痛みを和らげる方法

美容鍼に興味はあるものの、痛みが不安で踏み出せない方も多いでしょう。ここでは、施術時の痛みをできるだけ抑え、安心して美容鍼を受けるための具体的な工夫について解説します。

細い鍼でしてもらえるか相談する

美容鍼で使用する鍼は、細ければ細いほど皮膚への刺激が少なく、痛みの度合いは大きく軽減されます。髪の毛ほどの極細鍼であれば、刺入時にチクッとした痛みを覚える程度で、強い痛みを感じにくいのが特徴です。

特に顔は神経が集中しているため、鍼の細さは重要なポイントです。施術前に鍼の太さについて相談することで、不安を減らし、リラックスした状態で美容鍼を受けやすくなります。

最初は鍼の本数を少なくする

初めて美容鍼を受ける場合は、いきなり多くの鍼を使うのではなく、本数を抑えた施術から始めるのがおすすめです。徐々に鍼の本数を増やしていくことで、刺激に身体が慣れ、痛みに対する恐怖心も和らぎます。

自分のペースで段階的に進められるため、無理なく継続でき、効果も実感しやすくなるでしょう。

美容鍼で期待できる効果

美容鍼は、顔だけでなく身体全体のバランスに働きかける方法として注目されています。

ここでは、美容鍼によって期待できる代表的な効果について解説します。

顔のたるみやゆがみにアプローチできる

美容鍼は、顔のたるみや左右差などの変化に働きかけることが期待されます。

顔には多くの筋肉が存在していますが、日常生活のクセや加齢、表情筋の使い方の偏りによって、筋肉の緊張や衰えが起こりやすくなります。その結果、フェイスラインのたるみや顔のゆがみが目立つことがあります。

美容鍼では、表情筋やその周辺に直接アプローチすることで、硬くなった筋肉を緩め、使われにくくなった筋肉を刺激します。これにより筋肉のバランスが整い、リフトアップ効果やフェイスラインの引き締まりをサポートするとされています。

また、血流やリンパの流れが促進されることで、むくみが軽減され、顔全体がすっきりとした印象になりやすい点も特徴です。

顔のしわやほうれい線に働きかける

顔のしわやほうれい線は、筋肉の衰えや血行不良、肌の弾力低下が重なることで現れやすくなります。

美容鍼では、皮膚や筋肉に微細な刺激を与えることで、身体がその刺激に反応し、修復しようとする働きが活性化されるといわれています。この過程で、コラーゲンやエラスチンの生成が促され、肌のハリや弾力を保つサポートが期待できます。

さらに、表情筋の柔軟性が高まることで、表情のクセによるしわが定着しにくくなり、ほうれい線が目立ちにくい状態を目指せます。

継続的に施術を受けることで、自然で若々しい表情を維持しやすくなる点も魅力です。

肌質が整う

美容鍼は、肌質そのものを内側から整える効果も期待されています。

鍼による刺激は血行を促進し、酸素や栄養素が肌細胞の隅々まで行き渡りやすい状態をつくります。その結果、くすみが改善され、肌のトーンが明るく見えるようになります。

また、ターンオーバーの乱れが整うことで、乾燥やごわつき、毛穴の目立ちといった肌悩みの軽減にもつながります。化粧品だけでは改善しにくい肌トラブルに対して、身体の内側から働きかけられる点が美容鍼の強みです。

体調が整う

美容鍼は顔への施術が中心と思われがちですが、全身の体調変化を感じる方もいます。

東洋医学の考え方をもとに、ツボや経絡を刺激することで、自律神経やホルモンバランスの調整が見込まれます。体内環境が整うことで、冷えやむくみ、肩こり、疲労感などの緩和が期待できます。

体調が整うことで血流や代謝が向上し、肌や表情にも良い変化が現れます。美容と健康の両面からアプローチできる点が、美容鍼が多くの方に選ばれている理由のひとつです。

まとめ

美容鍼は国家資格者が行う安全性に配慮された施術で、痛みは一時的かつ軽いものがほとんどです。痛みの感じ方には筋肉のコリや血流、体調などが関係し、工夫次第で不安を軽減できます。美容だけでなく体調面にも良い影響が期待できるため、正しい知識を持ち、自分に合った方法で美容鍼を取り入れていきましょう。

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