朝起きるとなぜか首が痛い!その原因や対処法、予防策を解説

最終更新日:2026.01.08

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朝起きた瞬間に首が痛くて動かしにくい症状は、多くの場合寝違えが原因ですが、姿勢や寝具、体調不良など複数の要因が関係しています。放置したり誤った対処をすると、痛みが長引くこともあるため注意が必要です。なぜ朝に首の痛みが起こるのか、その仕組みと正しい対処・予防を知ることが大切です。今回は、朝起きると首が痛い原因や寝違えのメカニズム、対処法と予防法について解説します。

朝起きると首が痛い原因

朝起きた瞬間に首が痛くて動かしにくい症状は、多くの人が一度は経験します。ここでは代表的な原因について解説します。

寝違えが大きな原因である

朝起きると首が痛い原因として最も多いのが寝違えです。

寝違えとは、睡眠中に首や肩の筋肉が不自然な姿勢で長時間固定されることで、筋肉や靭帯に炎症が起こる状態を指します。枕の高さが合っていない、寝返りが少ない、ソファや床で寝てしまったといった状況では、首に過度な負担がかかりやすくなります。

その結果、血流が悪化し、筋肉が硬くなることで、起床時に痛みや可動域の制限を感じやすくなります。多くの場合は数日で改善しますが、無理に動かすと悪化することもあるため注意が必要です。

そのほかの原因

朝の首の痛みは、寝違え以外にもいくつかの原因があります。例えば神経痛の場合、首から肩、腕にかけてしびれや鋭い痛みを伴うことが特徴です。

また、日常生活での軽い衝撃や無意識の動作による捻挫が、翌朝の痛みとして現れることもあります。

さらに、頚椎症や椎間板の異常などの疾患が隠れているケースもあり、痛みが長期間続いたり、徐々に強くなったりする場合は注意が必要です。単なる寝違えと判断せず、症状の経過を観察しましょう。

寝違えの発生メカニズム

寝違えは朝起きた瞬間に首や肩に強い痛みを感じる症状として知られていますが、その原因はひとつではありません。日常生活や睡眠中の環境、身体の内側の状態まで複数の要素が重なって発生します。

ここでは寝違えがどのようなメカニズムで起こるのかを、代表的な要因を解説します。

睡眠時の姿勢

寝違えの最も代表的な要因が、睡眠時の姿勢です。

人は寝ている間に無意識に長時間同じ姿勢を取り続けることがあります。その際、首が不自然にひねられた状態や、横に倒れたまま固定されてしまうと、首周辺の筋肉や靭帯に過度な負担がかかります。

この状態が続くことで筋肉が緊張し、血流が悪化します。血流不足により疲労物質が溜まり、起床時に炎症や痛みとして表面化するのが寝違えです。特にうつ伏せ寝や、枕を使わずに首が不安定な姿勢になる人は注意が必要です。

普段の姿勢

普段の姿勢の悪さも、寝違えを引き起こす大きな要因です。

猫背や前かがみの姿勢、スマートフォンやPCを長時間見続ける姿勢は、首や肩の筋肉に慢性的な負担を与えます。その結果、筋肉は常に緊張した状態となり、柔軟性が低下します。

このような状態で睡眠に入ると、少しの姿勢の乱れでも筋肉や関節に負担が集中し、寝違えを起こしやすくなります。日中の姿勢のクセが、睡眠中のトラブルとして現れる点が特徴です。

寝具

使用している寝具が身体に合っていない場合も、寝違えの要因になります。

特に枕の高さや硬さが合わないと、首の自然なカーブが保てず、不自然な角度で固定されてしまいます。高すぎる枕は首を前に押し出し、低すぎる枕は首を支えきれません。

また、マットレスが柔らかすぎたり硬すぎたりすると、寝姿勢全体が崩れ、結果的に首への負担が増します。自分の体型や寝方に合った寝具を選ぶことは、寝違え予防に直結します。

自律神経の乱れ

自律神経の乱れも、寝違えと深く関係しています。

ストレスや生活リズムの乱れにより自律神経が不安定になると、筋肉の緊張を調整する機能が低下します。その結果、睡眠中も筋肉が十分にリラックスできず、血流が悪い状態が続きます。

このような状態では、少しの姿勢不良でも筋肉に負担がかかりやすく、寝違えを起こしやすくなります。睡眠の質が低下している方ほど、発症リスクが高まる傾向があります。

内臓機能の低下

内臓機能の低下も、間接的に寝違えを引き起こす要因です。

内臓が疲労すると、自律神経を介して体表の筋肉に影響を与えます。特に首や背中の筋肉は反応しやすく、無意識のうちに緊張が高まります。

この状態で睡眠をとると、筋肉の回復が追いつかず、朝起きた際に痛みとして現れることがあります。食生活の乱れや過労が続いている場合、寝違えを繰り返しやすくなる点にも注意が必要です。

朝起きたときの首の痛みへの対処法

朝起きた瞬間に首が痛いと、無理に動かしてしまいがちです。しかし、初期対応を誤ると痛みが長引くこともあります。

ここでは、朝起きたときの首の痛みに対して自宅でできる基本的な対処法について解説します。

安静にする

朝起きたときに首に痛みを感じた場合、まず最優先すべきなのは安静にすることです。痛みがある状態で無理に首を回したり、マッサージを行ったりすると、筋肉や靭帯への負担が増し、症状が悪化する可能性があります。

特に寝違えのようなケースでは、首周辺に炎症が起きていることが多いため、動かさず負担をかけないことが大切です。日常動作でも首をかばい、痛みが落ち着くまで無理をしないようにしましょう。

首を冷やす

首の痛みが強い場合は、患部を冷やしてみましょう。冷却によって炎症が抑えられ、痛みの軽減や腫れの予防が期待できます。

保冷剤や冷たいタオルを使い、首の痛む部分を短時間冷やすことで、過剰な血流を抑えることができます。特に痛みを感じ始めた直後は温めるよりも冷やすほうが適しており、症状の悪化を予防することにもつながります。

朝の首の痛みを防ぐ方法

朝起きたときに首が痛む症状は、日々の生活習慣を見直すことで予防できる可能性があります。ここでは、首への負担を減らし、朝の不快感を防ぐための具体的な方法について解説します。

睡眠環境を改善する

朝の首の痛みを防ぐ上で、睡眠環境の改善は最も重要なポイントのひとつです。

枕や寝具が自分の身体に合っていないと、睡眠中に首へ過度な負担がかかり、痛みの原因になります。

特に枕の高さは重要で、高すぎても低すぎても首の自然なカーブが崩れやすくなります。仰向けで寝たときに首と背中が一直線になる状態を意識することで、筋肉や関節への負担を軽減できます。

また、敷布団やマットレスが柔らかすぎると身体が沈み込み、首だけが不自然な角度になりやすいため、適度な硬さの寝具を選ぶことも大切です。寝返りがしやすい環境を整えることで、同じ姿勢が続くことを防ぎ、首の緊張を和らげる効果も期待できます。

寝る前にストレッチをする

寝る前のストレッチは、首の痛み予防に効果的です。

就寝前に首や肩まわりの筋肉をほぐすことで、睡眠中の筋緊張を減らすことができます。

日中のデスクワークやスマートフォン操作で凝り固まった筋肉は、そのまま寝ると血流が悪い状態が続きます。軽いストレッチで首をゆっくり動かすことで血行が促進され、筋肉がリラックスしやすい状態になる可能性があります。

その結果、朝起きたときのこわばりや痛みの軽減につながります。

正しい姿勢を意識する

首の痛みは、日中の姿勢とも深く関係しています。

正しい姿勢は、痛みの予防に直結します。猫背や前かがみの姿勢が続くと、首の筋肉に常に負担がかかります。その状態で眠ると、疲労が十分に回復せず、朝の痛みとして現れやすくなります。耳・肩・腰が一直線になる姿勢を意識し、首に余計な負担をかけない習慣を身に付けることが重要です。

首を温める

首を温めることも、痛み予防に有効です。首まわりを温めることで血流が改善され、筋肉の緊張が和らぐことが期待できます。

入浴時に首までしっかり湯船につかる、蒸しタオルを使うなどの方法で、首を温める習慣を取り入れると、疲労が回復しやすくなります。

特に冷えやすい季節は、首の冷えが筋肉の硬直を招くため、温めるケアが朝の首の痛み予防につながります。

まとめ

朝起きたときの首の痛みは、寝違えをはじめ、睡眠姿勢や寝具、日中の姿勢、自律神経の乱れなどが重なって起こることが多い症状です。痛みが出た際は無理に動かさず安静と冷却を意識し、日頃から睡眠環境や姿勢、ストレッチなどでの予防が重要です。生活習慣を見直し、首に負担をかけないケアを続けていきましょう。

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