ガニ股の原因とは?セルフチェックする方法や今日からできる対策法を紹介

最終更新日:2026.04.30

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歩くたびに足が疲れやすい、または歩き方が気になると感じていませんか?もしかするとその原因は「ガニ股」にあるかもしれません。ガニ股は見た目の問題だけでなく、身体への負担にもつながります。

今回は、ガニ股の原因やセルフチェックの方法、具体的な対策について解説します。

ガニ股の原因

ガニ股は、さまざまな身体的要因が複合的に絡み合って起こります。ひとつの原因だけでなく、複数の要因が重なっているケースも多いため、自分の身体の状態をしっかり把握することが大切です。ここでは、代表的な3つの原因について詳しく見ていきましょう。

内ももの筋力の低下

ガニ股になる大きな原因のひとつが、内転筋(内ももの筋肉)の筋力低下です。内転筋は外転筋(外ももの筋肉)と拮抗することでバランスを保っており、内転筋の筋力が落ちると外側に引く力が強くなり、バランスが崩れてしまいます。

外側に引く力が強くなることで膝やつま先が外に向き、ガニ股につながります。日常的に歩く機会が減っている現代では、内転筋が使われにくく、筋力が低下しやすい傾向があります。特にデスクワーク中心の生活を送っている方は、意識して内ももを使う動作を取り入れることが大切です。

内転筋は日常生活の中で意識しにくい筋肉ですが、ガニ股改善には欠かせません。

姿勢の悪さによる骨盤のゆがみ

姿勢の悪さが影響して骨盤が傾き、ガニ股を引き起こすケースもあります。特に猫背の方は背中が丸まっているために骨盤が後ろに倒れやすく、股関節が外側にねじれた状態になってしまいます。

猫背が習慣化すると、骨盤や股関節を支える靭帯が緩んだり筋肉のバランスが崩れたりすることで、ガニ股が悪化しやすくなります。また、近年は長時間のデスクワークやスマートフォン操作時に首を前に突き出す「ストレートネック」によって猫背になるケースが増えており、ガニ股の一因になっています。

日頃から姿勢を意識することが、ガニ股の予防と改善の第一歩です。自分の姿勢が崩れていないかを定期的に確認する習慣をつけましょう。

足裏のアーチの崩れ

足部のアーチ構造の崩れも、ガニ股を引き起こす原因のひとつです。足裏には「土踏まず」と呼ばれる内側縦アーチと横アーチ、外側縦アーチの3つのアーチがあり、これらが体重を支えて衝撃を吸収する役割を担っています。

内側縦アーチが扁平化すると(扁平足)、足首が内側に倒れ込む過回内の状態になります。この連鎖で膝が内側に入りやすくなり、代償として股関節が外旋し膝やつま先が外を向くガニ股につながる場合があります。

不適切な靴の使用や長時間の立ち仕事、過度な体重負荷なども、アーチの崩れを引き起こす要因です。

また、幼少期からの生活習慣や遺伝的な要因も、足部アーチの形成に影響を与える可能性があるとされています。足裏のケアや適切な靴選びがガニ股の予防につながります。

ガニ股かどうかセルフチェックする方法

ガニ股かどうかは、自宅でも簡単にセルフチェックできます。以下の手順で試してみましょう。

1. まっすぐ立つ
2. 足の内側(親指の付け根からかかとまで)をくっつける
3. 内ももと膝をくっつける

足に問題がない場合は、足の内側・膝・内ももがすべてぴったりとくっつき、膝の中心と足の人差し指が同じ方向を向きます。

一方、ガニ股の場合はこの動作をすると膝が足の人差し指よりも外側に向いてしまいます。

ガニ股の対策法

ここでは、ガニ股の対策法について解説します。

正しい姿勢を意識する

ガニ股の改善には、日常生活の中で正しい姿勢を意識することが基本です。立っているとき・座っているとき・歩いているときそれぞれで、正しい姿勢を保つようにしましょう。

【立っているときの正しい姿勢】
身体を横から見たときに、耳から肩・骨盤・膝・外くるぶしまでが一直線に結べる状態を目指しましょう。

【座っているときの正しい姿勢】
椅子に深く座り、あごを軽く引いて背筋を伸ばします。坐骨が立って座面に当たり、座面と骨盤が垂直になっている状態が理想です。膝の角度は90度、足裏全体が床についているかも確認しましょう。

【歩くときの正しい姿勢】
歩行時も立っているときと同様の基本姿勢を保ちながら、足先を前にまっすぐ踏み出し、かかと→足裏→つま先の順に地面に着地することを意識しましょう。正しい歩き方を習慣にするだけで、ガニ股の改善効果が期待できます。

インソールを使用する

足部アーチの崩れが原因でガニ股が生じている場合、足に合ったインソール(中敷き)の使用が効果的です。インソールは足裏のアーチを適切にサポートすることで、膝の外側への倒れ込みを軽減する働きがあります。

インソールで足裏の外側を少し高くすることで、外側に開いた膝を内側に寄せる効果も期待できます。膝の位置だけでなく骨格のゆがみを矯正する働きもあり、ガニ股改善に役立ちます。

足の状態を正常に保つことで重心を正しい位置に戻す効果もあるため、ガニ股でお悩みの方はぜひ試してみてください。

適度な運動を行う

ガニ股の改善には、股関節まわりの筋力アップと柔軟性を高めるエクササイズが効果的です。特に内転筋を鍛える運動を取り入れることで、外転筋とのバランスが整いガニ股の改善につながります。

スクワットやレッグプレス、ブリッジなどの運動は、下肢の筋力バランスを整えるのに効果的です。無理のない範囲で継続することが大切で、毎日少しずつでも続けることで徐々に改善が期待できます。

運動が苦手な方でも、日常の歩行で内ももを意識して使うだけでもトレーニングになります。

ストレッチを行う

ガニ股になると、梨状筋(りじょうきん)・大殿筋(だいでんきん)・腸腰筋(ちょうようきん)といったお尻や股関節まわりの筋肉や、裏もも(ハムストリングス)が硬くなってしまいます。これらの筋肉をストレッチで緩めることが、ガニ股の改善につながります。

【梨状筋のストレッチ】
梨状筋は股関節を外側に回す筋肉で、ガニ股の方は特に硬くなりやすい部位です。股関節まわりを意識しながらじっくりとほぐしましょう。

1.床に体育座りの姿勢になり、両手を腰の真後ろあたりに置いて上体を支える。
2.右足首を左足の太ももの上に置き、数字の「4」のような形を作る。
3.左足をゆっくりと胸に近づけていく。
4.右のお尻まわりに伸びを感じたところで止め、そのまま20秒間姿勢を保つ。
5.ゆっくりと元の体育座りに戻り、左右を入れ替えて同様に行う。

【大殿筋のストレッチ】
大殿筋はお尻の大きな筋肉です。股関節の動きに大きく関わっているため、丁寧にストレッチすることでガニ股の改善効果が期待できます。

1.床にあぐらの姿勢で座る。
2.右足を自分から見て少し手前に引き出し、左足とずらすように位置を調整する。
3.両手を体の前に伸ばし、肘から先を床に向けるようなイメージで上体を静かに前へ倒していく。
4.お尻の奥に伸びを感じたら動きを止め、20秒間キープする。
5.上体を起こしてあぐらに戻り、左右を入れ替えて同様に行う。

【腸腰筋のストレッチ】
腸腰筋は骨盤と太ももをつなぐ筋肉で、姿勢の維持に重要な役割を果たしています。硬くなると骨盤が傾きガニ股につながるため、しっかり伸ばすことが大切です。ストレッチは毎日継続することで効果が実感しやすくなります。

1.テーブルなど、体重をかけても安定している家具の前に立つ。
2.両手を家具に添えてバランスを取りながら、右足を後方へ大きく踏み出す。このとき後ろ足のかかとは床から離した状態にする。
3.後ろ足の位置はそのままにして、前に出した左膝をゆっくり曲げながら重心を下げる。
4.右足の付け根あたりに引っ張られるような感覚が生じたところで動きを止め、20秒間保持する。
5.両足をそろえて直立姿勢に戻り、左右を入れ替えて同様に行う。

接骨院に行く

セルフケアと並行して、接骨院での専門的な施術を受けることもガニ股改善につながります。

接骨院では専門的な知識と技術を持つ施術者が、骨格や筋肉のバランスをしっかり確認した上で、一人ひとりの状態に合わせた施術を行います。骨盤や股関節のゆがみを手技によって整えることで、自己流のケアではアプローチしにくい深部の筋肉や関節にも働きかけることができます。

また、施術と合わせてご自身でできるセルフケアの指導も受けられるため、日常生活での改善もスムーズに進めやすくなります。

自己流のケアでは限界を感じている方や、長年ガニ股でお悩みの方は、ぜひゆうしんグループにご相談ください。ゆうしんグループでは、痛みの少ないやさしい施術と、丁寧なカウンセリングを重視しています。さらに、AIによる姿勢分析システムを活用し、お客様一人ひとりの身体の状態に配慮した施術を行っています。

ガニ股やお身体の不調でお悩みの方は、ぜひ一度ゆうしんグループへお問い合わせください。

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まとめ

ガニ股は内転筋の低下や骨盤のゆがみ、足裏アーチの崩れなど、複数の要因が重なって生じます。正しい姿勢の意識やストレッチなど、日常のセルフケアで少しずつ改善を目指せます。まずはセルフチェックで自分の状態を確認し、できることから少しずつ取り組んでいきましょう。

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